嵐と受験を天秤にかけると(前編)

 
小学校で花男の再放送が話題になり、潤くんを知り嵐を知り…という、成り行きが超典型的な嵐ファン8年目(曖昧)、大学受験を控える高3です。
今年の夏休みは、前半夏期講習で学校に行き、後半は引きこもって勉強する、というとりあえず受験生らしい夏休みを送りました。が、丸1日勉強を手放して遊んだ日もありました(あってはいけなかったのかもしれないですね!)。
志望校のOCに行き、そのまま泊まって翌日東京観光、とは言っても1年半ぶりにジャニショに行って嵐の写真を吟味して買った…だけ?で2日。BLASTのグッズを買いに原宿散策と汐留で1日。
 
以上。
 
勉強と嵐の夏、とでも言いましょうか、もっと嵐に比重を置きたかったところですが。
 
 
嵐ファンの友達と、嵐の好き好きレベルには波がある、という話になったのですが、これは普通なのかな?どうだろう。
それこそファンになりたての小学生の頃はまあ消極的で、テレビを見るだけで満足してました。CDはツタヤで借りればいいや、ってCDも買いませんでした(買っておいてほしかった)。小5、6と2年追っかけてそれなりに熱狂的になりはじめ、中学生になるというタイミングで、友達とファンクラブに入りました。そしてはじめて申し込んだツアーが、
 
“Scene”〜君と僕の見ている風景
 
嵐のチケット倍率が化け物だということは知っていたので、「まあ当たらないよね」っていう気持ちでした。
 
 
 
 
当たった………
 
 
 
 
(ビギナーズラックだ!とか言ってたら翌年BWも当たって震えました)
 
 
 
人生ではじめてのコンサート会場、もちろん人生ではじめてのドームに入った瞬間の、どこからか吹き上がった風と、スモークで少し霞んだ視界と、開演前なのに眩しいほど輝く照明、忘れもしない景色。ほんとうに別世界に来た気分でした。スタンドではあったけれど席にも恵まれ、嵐の存在を無事確認。(個人的ジャニヲタあるある)
それから中学生の間は、雑誌は買い漁るわWSぜんぶチェックするわ細かく編集するわでよく追いかけました。頑張った。
 
それが高校に入ると、勉強は大変になり放課後は遊びまわりで時間もお金も余裕がなくなって、CDやDVDは必ず買うとしても雑誌は立ち読みで済ませるなどして、レギュラーは毎週チェックするけれどWSやドラマは見たり見なかったり。ワクワク学校、Popcorn、LOVEとことごとく落選し、まあのんびり応援していこう、という気持ちでした。高校はすごく楽しかったし。
 
そして去年、嵐15周年を迎えたアニバーサリーイヤー、高校生活最後のチャンスだろうと思えるツアーの発表。
友達名義の第1希望は東京の中盤で、私の名義どうしよう…となったときに、オーラス申し込んじゃおうとなりました。完全にノリでした。当たらないと思ってたから。
 
 
 
 
 
 
当たった……………………
 
 
 
 
復活してくれたな私の名義よ!東京ドームのツアーオーラス当てるなんていい仕事してくれる!!!
その夜の狂乱ぶりは今でも思い出せるほどで、すぐ電話をかけて、泣いて、メール見返して泣いて、ご飯食べながら泣いて、みたいな、そんな感じでした。
 
奇跡はまた起こります。
 
チケット発送メールが届いてからの緊張の日々。いい席かな、いや期待しないほうがいいな、天井席(BWで経験済み)かな 、いやでも欲を言えば…みたいな葛藤の日々。
 
学校から帰ってくると青い封筒が置いてあって、当選を実感して泣き……はしなかったと思いますが、開けるのが怖かったのだけはよく覚えています。
 
 
 
スタンド8列
 
 
 
赤色のチケットには確かにそう書いてあったのだけれど、ほんとうに信じられなくて、でも涙が止まらなくて、同行者2人にものすごいLINEを送りました。次の日の学校では抱き合って喜びました(泣いちゃだめって言い聞かせながら)。
 
12/23 東京ドーム
 
過去最高の近さで、席に座った途端感動で涙が(以下略
イントロ、アルバム曲の中でマイベスト1、Asteriskが流れ出した途端に決壊。ひさしぶりの嵐さんはほんとうにキラキラ輝いていてかっこよかった。私のボキャブラリーで伝えるには勿体無い。相葉さんBDサプライズにも参加できてこんな幸せでいいのか〜と思ってました。
 
帰りの新幹線で、あとは大学に合格するまで我慢する、と決心。
 
 
高校3年、勝負の年に入って、ヲタ活はほどほどに、のんびりのんびり応援してきて4ヶ月が経つ頃、THE DIGITALIANのDVDが発売されたのです。
 
 
語りだしたら止まらないため後編へ